ティム・バートン監督作品に、この顔ぶれ。Netflix『ウェンズデー』のキャストを眺めたとき、真っ先に感じたのは「攻めてるな」でした。
主演のジェナ・オルテガを筆頭に、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、グウェンドリン・クリスティー、さらに映画版でウェンズデーを演じたクリスティーナ・リッチまで出演しています。若手からベテランまで、それぞれが持ち味を存分に発揮した作品です。
この記事では、各キャストの役柄と演技の見どころを詳しく紹介します。
→ 作品の全体像は Netflix『ウェンズデー』とは?あらすじ・キャスト・見どころまとめ をご覧ください。
※この記事にはネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。
キャスト一覧
ムラサキ人数多いけど個性あるので
わりと覚えやすいね。
| 役名 | 俳優 | 役柄 |
|---|---|---|
| ウェンズデー・アダムス | ジェナ・オルテガ | アダムス家の長女。無表情の天才少女 |
| イーニッド・シンクレア | エマ・マイヤーズ | ウェンズデーのルームメイト。明るい人狼族の少女 |
| タイラー・ガルピン | ハンター・ドゥーハン | ジェリコのカフェで働く保安官の息子 |
| ゼイヴィア・ソープ | パーシー・ハインズ・ホワイト | 描いた絵に命を吹き込む能力を持つ生徒 |
| ビアンカ・バークレー | ジョイ・サンデー | セイレーン族の学園女王 |
| エイジャックス・ペトロポラス | ジョージ・ファーマー | 石化能力を持つゴルゴン族の男子生徒 |
| モーティシア・アダムス | キャサリン・ゼタ=ジョーンズ | ウェンズデーの母。学園OG |
| ゴメス・アダムス | ルイス・ガスマン | ウェンズデーの父。陽気で愛情深い |
| ラリッサ・ウィームス | グウェンドリン・クリスティー | ネヴァーモア学園の校長 |
| マリリン・ソーンヒル | クリスティーナ・リッチ | 学園の植物学教師。正体は… |
| ドノヴァン・ガルピン | ジェイミー・マクシェー | タイラーの父。ジェリコの保安官 |
| フェスターおじさん | フレッド・アーミセン | ウェンズデーの叔父。怪しくも頼れる存在 |
| パグズリー・アダムス | アイザック・オルドネス | ウェンズデーの弟 |
ジェナ・オルテガ(ウェンズデー・アダムス役)——無表情なのに目が離せない
本作最大の魅力は、間違いなくジェナ・オルテガです。
ウェンズデー・アダムスといえば、あの無表情。笑わない、怒らない、驚かない。感情を一切顔に出さないキャラクターです。でも、表情を変えずに演技するのは実はものすごく難しい。ジェナ・オルテガは目の動きや微妙な視線の変化だけで、ウェンズデーの感情を見事に表現しています。冷たく見えるのに、どこか可愛げがある。そのバランス感覚が絶妙です。
特に印象的なのが、第4話の学園ダンスパーティーでのシーンです。ウェンズデーが踊る独特な振り付けはSNSで大きな話題になりました。このダンスはジェナ・オルテガ自身が撮影の2日前に振り付けを考案したそうです。80年代のゴス系ダンスからインスピレーションを得たとのこと。TikTokでは何億回も再生され、レディー・ガガなど著名人も真似するほどの現象になりました。
無表情で踊る姿が逆にものすごくインパクトがあって、一度見たら忘れられません。私も鬼リピしました。ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演女優賞にノミネートされたのも納得です。
エマ・マイヤーズ(イーニッド・シンクレア役)——カラフルな太陽のような存在
ウェンズデーとは正反対の性格を持つルームメイト、イーニッドを演じたのがエマ・マイヤーズです。
明るくて社交的で、カラフルなファッションが大好き。人狼族でありながら、まだ完全に変身できないというコンプレックスを抱えています。画面が暗いゴシック世界の中で、イーニッドだけがパッと明るい色をまとっている。この視覚的なコントラストが、二人の関係性をそのまま表現しています。
エマ・マイヤーズの演技で感心するのは、ただ明るいだけじゃないところです。人狼として変身できない焦りや、ウェンズデーに冷たくされたときの傷ついた表情。笑顔の裏にある繊細さを丁寧に演じていました。個人的には、イーニッドがいなかったらこの作品の魅力は半減していたと思います。
クリスティーナ・リッチ(マリリン・ソーンヒル役)——レジェンドの帰還
1991年の映画『アダムス・ファミリー』でウェンズデーを演じたクリスティーナ・リッチが、別の役で出演しているのは粋な演出です。
植物学の教師マリリン・ソーンヒルとして登場する彼女は、優しそうな笑顔の裏に何かを隠している雰囲気を醸し出しています。かつてウェンズデーだった俳優が、今度はウェンズデーと対峙する側に立つ。この配役だけで、ファンとしてはたまりません。
物語が進むにつれて明らかになるマリリンの正体は、シーズン1最大の驚きのひとつです。クリスティーナ・リッチの演技力があるからこそ、あの展開が説得力を持ちました。
→ 登場人物の関係性は Netflix『ウェンズデー』相関図|登場人物の関係をわかりやすく解説 で整理しています。
その他の注目キャスト
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(モーティシア・アダムス役)
ウェンズデーの母モーティシアを演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、真っ黒なロングヘアと黒いドレスで圧倒的な存在感を放っています。ネヴァーモア学園の卒業生という設定で、娘との確執が物語の重要な軸になっています。
グウェンドリン・クリスティー(ラリッサ・ウィームス校長役)
『ゲーム・オブ・スローンズ』のブライエニー役で知られるグウェンドリン・クリスティーが、ネヴァーモア学園の校長を演じています。190cmを超える長身から放たれる威厳と、学園を守ろうとする姿勢が印象的です。モーティシアとは学生時代からのライバル関係という設定も面白い。
ハンター・ドゥーハン(タイラー・ガルピン役)
ジェリコの街でカフェを手伝う保安官の息子タイラー。ウェンズデーに好意を寄せる好青年に見えますが、物語が進むにつれて彼の立ち位置は大きく変わります。ハンター・ドゥーハンの「普通の青年」の演技が巧みだからこそ、後半の展開が効いてくるんです。
ルイス・ガスマン(ゴメス・アダムス役)
陽気で愛情深いゴメス・アダムスを演じるルイス・ガスマン。過去の映画版ではラウル・ジュリアが演じた役を、ラテン系の俳優として新たな解釈で演じています。娘を溺愛する姿が微笑ましく、暗い物語の中の癒しです。
まとめ
Netflix『ウェンズデー』は、ジェナ・オルテガの圧倒的な存在感を軸に、若手からレジェンドまで個性的なキャスト陣が揃った作品です。特にクリスティーナ・リッチの「帰還」は、シリーズファンにとって最高のサプライズでした。
シーズン2ではスティーヴ・ブシェミやレディー・ガガも参加しており、さらにパワーアップしたキャスト陣の演技合戦が楽しみです。
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